こつこつと、ひとつひとつの鉛の活字を拾っては組んでいく。そしてちいさな卓上の印刷機で一枚ずつ刷る。
手間はかかるが、いまでもなぜか人を引きつけてやまない活版印刷。
その魅力は、地味な作業の末に刷り上がってくる文字の存在感や、目に優しく映る紙面や確かな手触り。時にはインキのにじみも凹みもいとおしい。そんな「活版」に魅せられたメンバーが集まって作業をしています。

溝活版分室は、溝活版(*1) と 活版印刷の愛好会メンバー(*2) による小さな共同の作業室です。
2019年5月、西武多摩川線・新小金井駅すぐの場所に開設しました。
◎所有印刷機
Adana 5×3(2台)
Adana 8×5(2台)
◎所有活字
和文:
明朝(6/8/9/18pt)
ゴシック(9/18pt)
正楷書(4/5号)
欧文:
ボドニー(8pt)
セントール(12pt)
ヘルベチカ(8/10pt)
ギル・サンズ(6/8/12p)
など

今後、活版による作品の販売、溝活版による講習、体験ワークショップなどの開催も予定しています。
当サイトやInstagramでチェックしてください。
イベントやワークショップの時以外は、不定期な在室ですので、お越しいただく際は事前にご連絡ください。
(*1) 横溝健志が主宰するプライベートプレス=活版印刷工房。アマチュアプリンターとして端物印刷、名刺や句集などを制作。
(*2) メンバーは現在10名。さまざまな本業の傍ら、活版印刷を学びながら制作活動中。印刷博物館 印刷の家 友の会にも所属。
ACCESS
184-0011
東京都小金井市東町4−21−2
クオーレ小金井東町103
- 西武多摩川線 新小金井駅下車すぐ
- JR中央線 東小金井下車 徒歩10分
お問い合わせ先:mizzopress2019@gmail.com